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Gitをアップデートしよう!【WEBデザイナーのためのMac強化計画 #4】

Mac強化計画④

WEBデザイナーを目指しているあなた、GitHubギットハブって聞いたことありますよね?
そうです。
あの、フリーソフトのダウンロード先をクリックした先にあると、どうしたら良いか分からず直帰してしまうサイトです。

GitHubってプログラマーのためのサイトって思っていませんか?
その認識改めましょう!
GitHubはプロのWEBデザイナーになれば、必ずお世話になる必須サービスです。

GitHubはサイトの名前であって、そういう名前のテクノロジーがあるわけではありません。
Gitというバージョン管理システムのリポジトリをホストするサービスの一つです。

何か呪文のようになってきましたね?

変換すると、GitHubはWEBデザイナーに必須なので、Git環境は整備しておきましょうということになります。

もう少しだけ詳しくみていきましょう。

Gitとは

git

ソースコードやテキストなどの変更履歴を記録/追跡するバージョン管理システムです。

バージョン管理システムを身近なところでいうと、MacのTime Machineや、DropBoxをイメージすると良いと思います。
ファイルの修正や加筆した状況を定期的に保存してくれて、後で振り返る事もできますよね。
たとえゴミ箱に入れても、タイムラインを遡れば復元できたりします。

Gitの場合そのようなバージョン管理を、複数の人が係るようなプロジェクトでも実現できます。
これを「分散型バージョン管理システム」と呼びます。
Git以外にも分散型バージョン管理システムは存在しますが、WEBデザイナーはGit一択で問題ないです。

Gitの特徴は以下です。

  • ファイルの変更履歴が確認できる
  • 必要な場合過去のバージョンに戻せる
  • 複数人でファイルを共有管理/更新できる
  • Macへの導入が簡単すぎる(既に入っている)

使うシチュエーションを紹介すると

  • テキスト原稿の履歴管理
  • HTML/CSSのソースコードを管理
  • JavaScriptのソースコードを管理
  • 公開画像のバージョン管理

一例ですが、上記のようなことができます。

Gitのようなシステムが使われていない現場だと、日付ごとにファイルやフォルダを用意して保存したりしていました。
もちろん、複数人で開発してる場合、コンフリクト起こりまくりで、その対応だけで一日終わったりしていた時代もありました。

なんとなくその価値が分かっていただけましたでしょうか?

GitHubは何に使うの

GitHub

ではGitHubとはなんでしょうか?

GitHubはGitHub社によって運営されているGitのリポジトリホスティングサービスです。
クラウド上の保管庫ですね。

このリポジトリは、世界中の人に公開されます。
そのため、OSSの多くはGitHubにホストして、世界中から要望や意見を受けて日々改善されています。

つまり、あなたのオリジナルのソースコードだって、世界中の人に利用してもらえる環境を簡単に構築できます。

また、プライベートなリポジトリを利用すれば、自分の管理する全てのプロジェクトのバージョンをGitHubで一元管理できます。
たとえマシンが壊れようが、大切なリソースはクラウド上に残されます。
もちろん、仕掛かりから全てのバージョンです。
つい最近までプライベートなリポジトリは、有料会員にならないと利用できませんでした。
(私は2015年から毎月$7.00払い続けていました)

無制限で無料なんですよ!すごいですね!

さらに重要な点がもう一つあります。
最近は、クライアントとのデータ共有もGithub経由という案件がほとんどです。
「Git?使えません!」よりは「GitHubアカウント連絡しますので、ご招待よろしくお願いします!」の方がクライアント受けするのは間違いありません。
将来的にフリーランスを目指すのであれば、尚更のことです。

是非この機会にアカウントを作成してください。

既にインストール済み?

初めの一歩、Homebrewの導入【WEBデザイナーのためのMac強化計画①】でCommand Line Tools for Xcodeのインストールを済ませている方は、実は既にGitを手に入れています。

確認してみましょう!

git --version 
git version 2.21.1 (Apple Git-122.3)

バージョンが表示されましたね。

$ git --version 
git: command not found

と表示された方は、おそらくCommand Line Tools for Xcodeがまだ導入されていない状況だと思いますので、前に書いたの記事を参考に導入してください。

このXcode版のGit、実は最新版ではありません。
必ずしも最新版である必要はないのですが、脆弱性などが発見された場合でも簡単にアップデートできるような配慮はされていません。

有事の際に備えて、自分で一発アップデートできるよう準備はしておきましょう。

アップデートしよう!

アップデートを簡単にするにはどうすれば良いでしょうか?
そうですね、Homebrewで管理すれば良いのです。
ちょっとコツが入りますが、がんばってインストールしてみましょう!

Gitのサイトで確認すると、最新版は(2020年3月1日現在)2.25.1です。
一方、Xcode版は2.21.1と、やはり古いです。

ターミナルで以下コマンドを実行してください。

$ brew install git
Updating Homebrew...
==> Auto-updated Homebrew!
Updated 2 taps (homebrew/core and homebrew/cask).
==> Updated Formulae
  〜 中省略 〜
==> Pouring git-2.25.0_1.catalina.bottle.tar.gz
  〜 中省略 〜
zsh completions and functions have been installed to:
/usr/local/share/zsh/site-functions

Emacs Lisp files have been installed to:
/usr/local/share/emacs/site-lisp/git

確認してみましょう!

git --version 
git version 2.21.1 (Apple Git-122.3)

あれ?まだ古いバージョンですね?

対策しましょう!以下にパスを変更します。

$ echo 'export PATH=/usr/local/bin:$PATH' >> ~/.zshrc

一旦ターミナルを閉じて再度バージョン確認します。

git --version 
git version 2.25.0

Command Line Tools for Xcodeは色々なツールを一括で導入できて便利なのですが、総じてバージョンは古めです。

WEBデザイナーが普段使いするのはGitぐらいなので、この作業だけはやっておきたいですね。

GUIでも管理可能です

余談になりますが、GitやGitHubの利用はターミナルから行います。
いわゆる黒い画面です。

ハッキリ言ってWEBデザイナーは、コマンド操作に精通する必要はないと思っています。

私もWEBデザイナーの端くれですが、ほとんどコマンドを打ちながら作業することはありません。
ほぼなんらかのGUI操作で代替えできるように工夫しています。

Gitの場合は、優秀なGUIクライアント(アプリケーション)がたくさんあるので、そちらの利用で十分だと考えています。

おすすめのGitクライアントをこちらで紹介していますので、よろしければご覧ください。

WEBデザイナーにオススメのMacのGitクライアント5選
WEBデザイナーのみなさん、どんなGitクライアントお使いですか? SourceTree派の方が圧倒的に多いような気がしますが、本当に良いのか?気になったのでMacで人気の5種類について比較検討してみたいと思います。

うまくアップデートできましたか?

Gitはクライアントやエンジニアとのコミュニケーションの機転として、どうしても避けられない情勢になってきています。
嫌だと言ったら許してもらえるんだったらいいですけどね…。

既に武装化されているあなたのMacにもGitは導入済みです。

どうせなら積極的に活用する方向でいきましょう!

Gitについてもっと本格的に学びたい方は、以下2つのオンラインスクールがおすすめです!

独学で勉強したい方は、以下の書籍がおすすめです!

本書は、マンガと実践で学ぶGitの入門書です。Gitの概念はもちろん、GitHubやBitbucketについても丁寧に解説しています。これからGitを使い始める人にオススメの1冊です。

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今に疲れているクリエイターの方々の少しでも参考になれば嬉しいです。